今日は長崎に原子爆弾が投下されて70年目の日でした。
11時2分。
黙祷。
長崎で生まれ育った私は、夏休みであっても
8月9日は登校日。
休む人はいませんでした。
学校でも、原爆資料館に学習に行くのが当たり前。
平和は長崎から…といつもいつも聞いて育ちました。
そして、東京に行ってから
8月9日に登校日がないことに驚き、
原爆への同世代の人の関心の薄さに、驚き、怖くなりました。
今日は子供と一緒に平和記念式典に出席してきました。
とても、とても暑かった…。
沢山の人が…
会場も満席で、
でも
会場に入りきれない立ったままの沢山の人が。
ご高齢の方も、若い方も、小さな子供を連れた方も
外国人も、長崎以外の方も。
私たちの隣の方は茨城からいらしたそうです。
ご実家は福島の原発の近くだそうです。
様々な想いでいらしている。
11時2分。
黙祷。
教会の鐘の音色がする。
サイレンが鳴る。
かんかんでりの暑いなか 物音ひとつしない。
皆、脱帽し
日傘をたたみ
手をあわせる。
すすり泣きが聞こえる。
黙祷が終わる。
式典会場に入れなかった多くの方が、
会場を後にされる。
正直、安倍総理大臣のスピーチを聞きにきたり、
そういうことも来場の目的なのでは…と思っていました。
だから、感動しました。
純粋な祈りの目的の方が、いらしている。
安倍総理大臣のスピーチの最中も、後も、
一言のヤジさえとばず
凛とした空気の中で式典は進んでいきました。
長崎の人たちを誇りに思いました。
被爆者代表の谷口さんのスピーチ
長崎市長の田上市長のスピーチ素晴らしかった。。。
安倍総理大臣のスピーチはなぜかパンフレットには
のっていませんでした。
他の参列者でスピーチをされた方のものは全文載っていましたが。
当たり障りないスピーチだと思ったのは私だけでしょうか…。
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